8月も後半に突入しましたが、まだまだ30度を超える日が続いています。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
日中汗ばむことが多いこの頃。
「いちいち外でメイクを直すのが面倒!」
「崩れにくいメイク術を身につけられたら…」
「外に出たいけど、化粧崩れが気になって思うように行動できない!」
このようなお悩みを抱えている方は多くいらっしゃいます。
そこで、今回は化粧崩れの原因から、その対策やポイントを紹介していこうと思います!
化粧崩れの原因
化粧崩れの原因は4つあります。
・水分
・皮脂
・乾燥
・雑な下地づくり
〇水分
化粧は水分に非常に弱く、汗や涙などの水分で流されてしまいます。
特にファンデーションなど、パウダータイプの化粧は非常に水分に弱いので注意しましょう!
〇皮脂
皮膚から出てくる脂が原因でメイクが崩れてしまうことも非常に多いです。
夏になると汗腺はもちろん、皮脂腺も活発になるため皮脂も多く分泌されます!
汗などの水分と皮脂が混ざり合うことで、メイクが落ちてしまいます。せっかく時間をかけたメイクが水の泡になってしまうことも。
〇乾燥
肌が乾燥し、凹凸のある肌になることでメイクが落ちやすくなります!
夏は湿度が高いことを理由にスキンケアを軽めに済ませてしまう方が多いのですが、
実は扇風機やエアコンの風、そして紫外線にあたる機会が多いため乾燥しやすいのです!
そこで、肌の乾燥に何も対策をしていないと垢や老廃物が溜まり、肌に凹凸が出来てしまいます!
そうなるとベースメイクを均一に塗れなかったり、ファンデーションにムラができてしまったりということも!
ですから夏であっても乾燥対策を行い化粧崩れがおきないようにしておきましょう!
〇雑な下地づくり
下地がなじみきっていない肌にファンデーションを重ねることで、
ベースメイクが崩れやすくなってしまいます!
化粧を塗る前に、化粧水や乳液、クリームなどでスキンケアをすると思いますが、
実は、肌に残っている油分や水分でメイクが密着しない、またはヨレが起こりやすくなってしまう場合があるのです。
スキンケア後は、少し時間をおいてメイクをするようにしましょう!
化粧崩れ対策<メイク編>
化粧をするうえでのメイク術は3つあります。
・ウォータープルーフ化粧品を使う
・ジェルタイプのスキンケアを使う
・ミスト化粧水を使う
〇ウォータープルーフ化粧品を使う
先述の通り、水分は化粧の天敵です。
そこで、ウォータープルーフタイプの化粧品を使うと、
汗などの水分で化粧が崩れにくくなります。
このタイプのコスメにはあらゆる種類のものがあります。
・マスカラ
・ファンデーション
・日焼け止め
・アイブロウ
ぜひチェックしてみて下さい!
〇ジェルタイプのスキンケア商品を使う
ジェルタイプを使うことで、肌に潤いをキープできます!
肌に水分を与えるだけでなく、その水分を保持することができるのです。
また、ジェルタイプを使うメリットとして
肌の油分を必要最低限にできるということがあります。
化粧の下地づくりとして乳液とクリームの両方を使うと、顔に過度な油分を塗ってしまうことになり、その分化粧が落ちやすくなってしまいます。
肌に水分を浸透させるために乳液とクリーム両方を使うのではなく、両方の効果をもつジェルタイプのものを使うことで化粧が崩れにくくなります!
1本で2つの効果を併せ持つジェルタイプを使い、顔の油分を必要最低限にとどめましょう。
〇ミスト化粧水を使う
ミスト化粧水とはスプレーボトルに入ったもので、
細かい粒子で均等に化粧水成分を浸透させられる商品です。
使うメリットは2つあります。
・肌に潤いを持たせられる
・化粧持ちがよくなる
外出前にしっかりと潤いケアをしても、時間が経てば肌は乾燥してきてしまいます。
夏は特にエアコンなどの外部刺激が多いため乾燥はしやすいのです。
しかし一般的な化粧水をメイク後に使うと、ヨレが生じ化粧崩れの原因になってしまいます…
そこでこのミスト化粧水は化粧後の肌にサッとムラなく吹きかけられるため、すばやく肌に潤いをもたらしてくれます!
また、化粧崩れの原因である乾燥を防いでくれるため、化粧持ちをよくすることができるのです!
今使っている化粧水で十分だと考える方も、乾燥や化粧崩れなど少しは気になることがあると思います。
ミスト化粧水を試してみてはいかがでしょうか!
化粧崩れ対策<生活編>
ポイントを3つに分けて紹介します!
・汗を優しく叩くように拭く
・インナードライ対策をする
・マスク対策をする
〇汗を優しく叩くように拭く
汗は化粧崩れの原因になりますので、細かく拭き取ることは大切です!
そこで、清潔なタオルやハンカチでポンポンと叩くように拭き取りましょう。
ゴシゴシと拭き取ってしまうと、
化粧が落ちてしまったり、肌が荒れてしまったりする可能性が!
〇インナードライ対策をする
「インナードライ」とは、皮膚の表面は皮脂でベタついているが、
角層内部が乾燥している状態を指します。
角層内部の水分が不足していると、その乾燥を防ごうと防御機能が働き、多くの皮脂が分泌されます。
外はベタつき、中は乾燥の状態を、インナードライと言います。
これを放置してしまうと、ニキビやシミ、肌のごわつきの原因になってしまう恐れが!
インナードライの対策方法は4つ!
・正しいスキンケアをする
・乾燥対策をする
・睡眠を十分にとる
・食生活を見直す
〇正しいスキンケアをする
インナードライ肌の方は、肌のベタつきが気になり、
皮脂を過剰に拭き取ってしまったりと間違ったスキンケアをする方が多いです。
間違った対策は逆効果になる場合がありますので、正しいスキンケア方法を心がけましょう。
その中でも特に多い間違ったケアは、乳液やクリームなどの油性のものを使わないという方法です。
実はインナードライのように肌が油っぽくなるものとして「脂性肌」があります。
これは肌の弾力はありますが皮脂が過剰に分泌されてしまい、ニキビができやすく、化粧が崩れやすい肌の状態を指します。
脂性肌は乾燥している状態ではないので、余分な油分を与えてしまうことになります。
そこで、インナードライと脂性肌を、洗顔10分後の肌の変化で見分けましょう!
前者は、洗顔後乾燥やつっぱりを感じ始める一方、後者は、徐々にベタつき始めます!
両者対策方法は異なりますが、正しいスキンケアを!
脂性肌は油性のものは使わない方が良いですが、インナーケアには乳液やクリームで対処すると良いでしょう。
〇乾燥対策をする
インナードライは見た目では脂っぽいですが、角層内部は乾燥している状態です。
保湿成分が多く使われている乳液や化粧水を使いしっかりと保湿しましょう!
〇睡眠を十分にとる
睡眠不足はインナードライだけでなく、様々な肌トラブルを引き起こします。
また、寝ているときに分泌される成長ホルモンは日中に負ったダメージを修復したり、
細胞を合成したりと様々な働きをします。
睡眠不足の場合、成長ホルモンが分泌される機会が減り、インナードライになる可能性が高くなります。
忙しいあまり睡眠時間がとれない、寝る前に携帯を触ってしまい寝る時間が少なくなってしまう。ということがないように、十分な時間寝るようにしましょう!
〇食生活を見直す
食生活の乱れも化粧崩れの原因の1つです。
食べている物によって、皮脂や汗の質と量が変化する可能性があるからです!
一度食生活を見直すと改善につながるかもしれません。
ここからは、見直す軸として3つ紹介します!
・皮脂分泌を活発にしてしまうもの
・皮脂の分泌を抑制するもの
・汗をサラサラにするもの
・皮脂分泌を活発にしてしまうもの
これには4つのものが該当します。
・揚げ物
・アルコール類
・甘い物
・脂質の多い物
これらの食べ物は摂取後に皮脂に変わってしまうため、その分皮脂分泌量が多くなります!
しかし、これらの食材をすべて避けて生活するとストレスが溜まるため、おすすめしません!
それは生活上のストレスも化粧崩れの原因の1つだからです!
皮脂分泌を避けたいため、今までの食生活を大きく変化させたが、その分ストレスがたまり、化粧崩れが激しくなってしまっては本末転倒です!
多量の皮脂分泌を避けるために、なるべく揚げ物などは避けるようにするといいでしょう。
〇皮脂の分泌を抑制するもの
皮脂の分泌を抑える成分は、「ビタミンB2」と「ビタミンB6」の2つです!
まずはビタミンB2がよく含まれる食材ですが、以下のものが該当します。
・レバー
・ウナギ
・納豆
・卵
ビタミンB2は「肉、魚、卵」などに多く含まれることがわかりますね!
その中でも豚レバーと牛レバーには、卵の8倍ものビタミンB2が含まれているためおすすめです。
次にビタミンB6が豊富に含まれる食材として、以下のものが該当します!
・マグロの赤身
・レバー
・ブロッコリー
・にんにく
ブロッコリーはサッと茹でて食べられるため、「今日の食事、ビタミンB6が足りないな」と思ったら、献立にちょっと足してみても良いかもしれません!
〇汗をサラサラにするもの
汗をかいて気になることの1つが、ベタつきだと思います。
そこで、汗をサラサラにすることでベタつきや化粧崩れを解消しましょう!
そのためにおすすめの食材が「大豆」です!
大豆に含まれるイソフラボンという成分が、汗をサラサラにしてくれる効果があります。
大豆を摂取して汗の質を改善しましょう!
〇マスク対策をする
マスクで化粧崩れを起こす大きな原因は「摩擦」と「湿気」の2つです。
そこでそれぞれの対策をすることで、マスクをしても化粧崩れが起きないようにしましょう。
〇摩擦対策
マスクが化粧をした顔と擦れてしまい、化粧崩れが起きてしまうことはよくあります。
口を動かす度に、マスクと顔の間に摩擦が起きてしまいます!
そこで、自分に合ったサイズのマスクをすることでこれを防ぐことができます。
つけた時にフィットするか、つけたまま話してもズレが生じないかなどを確認し、
自分に合ったサイズのマスクをつけるようにしましょう!
〇蒸れや湿気対策
マスク内部の蒸れや湿気に強い化粧品を使ってメイクをするようにしましょう!
マスクをすると、口と鼻を覆ってしまうため湿気が発生します。
そこで、ウォータープルーフタイプのものを使うことをおすすめします。
湿気だけでなく皮脂にも強いため、マスク内の化粧崩れを改善するのに最適です。
ここまで、様々な化粧崩れ対策をご紹介しましたがいかがでしたか?
これらすべてを心掛けなくても、取り入れやすい方法をいくつか試してみてくださいね♪
これから秋にかけて季節の変わり目でもある時期は特に、肌表面の仕上げだけでなく基本のスキンケアや保湿成分配合の化粧品を選ぶなど、ベースを整えることを意識していきましょう!
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